DENBA技術は、食材の水分子を活性化し旬の美味しさをそのまま保つ次世代型の鮮度保持技術です。現在利用中の冷蔵庫や冷凍庫にコンパクトな装置を取り付けるだけで、その空間でDENBAの鮮度保持効果を発揮します。高級フルーツでもあるブドウやシャインマスカットなどは2か月後もみずみずしくおいしいままで、各スーパーマーケットに肉を卸す加工業者では、肉や魚の解凍時に利用することでドリップは最大95%カットにつながっております。一般の冷凍保管庫でも細胞を壊さない冷凍が可能となり、これまでに世界中で家庭用冷蔵庫、業務用冷蔵庫、輸送トラック、コンテナなど様々なハードウェアへ搭載され始めています。
昨今、温暖化による不安定な気候、台風や大雨による災害、新型コロナウイルスによる来店客数が読めない、激減したなど食品に携わられる方々を非常に苦しめている現状があります。
また、世界中の動きから見ても国際社会共通の目標として、SDGs(持続可能な開発目標)を掲げ、企業にもその働きを求められる時代となっております。
DENBAでは、食品の流通に対して、生産者様から小売、飲食業に携わる方々へ、「出荷調整による商品価値を上げる」、「市場の過剰供給を調整し販売単価を安定させる」、「販路の拡大」、「新鮮な期間を伸ばすことで商品単価を維持する」、「食品ロスを軽減させる」など課題を解決すべく、日々取り組んでおります。
食材に負担を与えない高品質な冷凍を実現
-4℃までは凍らず、凍り始めれば通常凍結より早く凍ります。
食材にDENBA technology を与えながら冷凍する事で細胞を破ることなく鮮度維持した状態での冷凍が可能になります。
すなわち、-50~-60度の急速冷凍機を必要とせず、既存の冷凍庫(-18~-25度)で高鮮度維持冷凍を可能にしました。
ポイント1
通常通常の冷凍庫で、急速冷凍なみの効力
効果
食材が凍る過程で通過する最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)と呼ばれる温度帯があります。下記に詳しく記述しておりますが、その名の通り食材に含まれる水分子が氷に一番変化する温度帯となります。
水が氷になると体積が約1.1倍に膨張するため、その過程で食材の細胞膜の破壊につながるのではと考えられております。
急速冷凍はこの最大氷結晶生成帯を素早く通過させる技術が持ち入れられています。それに対し、DENBAは水分子を共振させることで、活発化させ、−4℃まで凍りにくい環境を作り上げることで、最大氷結晶生成帯で氷の生成を抑えることで、食材に負荷を極力かけない状態で凍結できるため、高品質な冷凍を実現しています。
最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)
食品を凍らせる場合、0℃以下の氷結点に到着するまでは速やかに品温は降下するが、それ以降-1℃~-5℃までの品温の低下は極めて緩やかになる。 これは、冷却の大部分が氷結潜熱(水kg当たり80Kcal)を除くために使われるためであり、この温度帯は最大氷結晶生成帯と呼ばれている。
ポイント2
細胞を破壊しない冷凍を可能に
冷凍時の氷の結晶の比較 通常の氷は、先が尖っているため、食材の細胞壁を壊し、解凍時のドリップの原因となります。一方、DENBAを使用した冷凍は、水分子と同じ波長を与えて水分師を共振させることでクラスターが細かくなり、結晶が球体化となり、食材に傷をつけません。
ポイント3
省エネ、Co2削減にも効果あり*
*-60℃の急速冷凍装置と比較した場合
DENBA導入ケース
通常青魚というのは、菌が発生しやすい為、緩慢冷凍し解凍させたアジは刺身として提供できません。
世界で初めて通常の緩慢冷凍(−18度〜−25度)の温度帯でDENBA冷凍し、解凍したアジは新鮮そのもので刺身として食べられます。
飲食店オーナー様 料理長様より
包丁を入れた瞬間、アジの鮮度の良さがわかる。緩慢冷凍でアジを凍結し解凍できるなんて信じられない。